12月21日(土)中山10Rの中山大障害[GⅠ](芝4100m)で、シングンマイケル号(騸5)が初のGⅠ制覇を成し遂げました。
スタートを決めると、少し行きたがる素振りは見せたものの、宥めつつ序盤は中団やや後方からレースを進め、徐々にポジションを押し上げ、1週目のスタンド前では6番手に進出。
3番人気のディライトフルが、ハイペースで引っ張る縦長の隊列の中、レースは終盤へ。
3コーナー手前で、先に抜け出しを計っていたブライトクォーツに並びかけ、両者併走して最終障害へ。
綺麗な飛越で障害をクリアーすると、半馬身のリードをとり、最終コーナーを回り一気にラストスパート。
直線でも脚色が鈍る事無く、そのまま2馬身の差を付けて1着でフィニッシュ。
今年6月の東京ジャンプSからの重賞競走3連勝で、ジョッキーと共に嬉しい初GⅠ制覇となりました。
レース後の関係者のコメントでは、3月14日に阪神スプリングジャンプへの出走を予定している、オジュウチョウサンとの直接対決を表明しています。
絶対王者かニューチャンピオンの誕生か、今からレースが楽しみでなりません。